FPが呟く家計を見直して貯蓄を増やすコツ。

家計管理が下手なズボラ主婦がファイナンシャルプランナーの資格取得をしてお金の勉強を始めました。家計を見直して貯蓄を増やしていくための情報や実践したこと呟くブログです。FPの勉強を生かしながらいずれは株式や外貨預金、投資信託なんかも挑戦予定です。

住宅ローンの金利総額から考えてみる。今、チャンス??

分譲マンションが月々6万円代?

 

私は賃貸アパートに住んでいるのですが、

 

よく一戸建ての見学会や分譲マンションのチラシがポストに入っています。

 

賃貸アパートの家賃以下で分譲マンションが手に入る!

 

との文言にそそられて毎回見てしまいます。

 

間取りもいいし、場所も悪くない。

 

いいんじゃない??

 

月々6万円以下??

 

しかも自己資金なしですって!?

 

欲しくなってきます。

 

住宅ローン組むなら今がチャンス??

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住宅ローン金利が1%をきってますからね。

 

びっくりしますよね。

 

本当にバブル時代には考えられない金利です。

 

私の実家がバブル真っ最中に住宅ローンを組んで家を建てたそうなので、

 

相当な金利を支払ったそうです。

 

たしかその当時の金利が約7パーセント。

 

な、なな7パーセントですよ。

 

仮に3000万円の借り入れする場合を想定すると。

 

借入総額  3000万円

返済年数  35年

金利    7%

元利均等返済。ボーナスなし。

 

の条件でやると、

 

月々の支払額は 191,657円

支払利息合計  50,495,901円

支払総額    80,495,901円

 

利息だけで5千万!!

 

借り入れたの3千万なのに。

 

びっくりですよね。

 

それが今1パーセントきってますからね。

 

比較するとして仮に1パーセントで計算すると

 

借入総額  3000万円

返済年数  35年

金利    1%

元利均等返済。ボーナスなし。

 

の条件でやると、

 

月々の支払額は 84,686円

支払利息合計  5,567,998円

支払総額    35,567,998円

 

金利総額の差、なんと

 

約4500万円!!

 

ひぇぇぇ。

 

金利が7パーセントか1パーセントかって1か7の数字だけでみるとそこまで影響がないように感じますが、総額を計算するととんでもない開きがありますよね。

 

びっくりです。

 

金利が安くても返済期間の長さに注意

 
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ところがです。

 

いくら金利が安いといっても、返済期間が長くなればなるほど、支払う金利総額は増します。

 

そこで、再び月々6万円代の分譲マンションのチラシを見てみると、

 

返済期間がなんと50年!!

 

えー。。。

 

50年での金利の支払総額を計算してみると

金利総額は8,134,399円

 

約800万円

悪くはありません。

 

50年間もお金を貸してもらうんですからね。

 

でも。

 

50年ですよ??

 

仮に20歳で家を買っても返し終わるの70歳!

 

ちょっと無理っぽいですよね。

 

そもそも銀行さんは50年もお金を貸してくれるんでしょうか;;

 

6万代というチラシに一瞬目がくらみましたが、そういうカラクリがありました。

 

でも金利が1パーセントを切っている時代です。

 

この金利が返済満了まで続く保障はありませんが、35年くらいのローンでの借り入れでも今ならチャンスだと思います。

 

でも、やっぱり出来る限り自己資金を投入して金利の支払総額は押さえたいものですね。